ネイティブエディター☆

在ることがCSR♪

--どんな会社ですか?
どんな会社かといえば、お母さんのライフスタイルを提案する会社です。
まだご当人も氣が付いていない・・・
かもしれない不自由さと、そこにある価値を、掘り起こして、提供していきたいですね。

男女雇用機会均等法の施行された最初の新卒で、
「女性でも結婚しても働くものだ」という刷り込みを受ける環境でもあったのでしょう、
就職したPARCOは均等法以前から女性の活躍できる職場でしたが、
女性が結婚しても、子供ができても、どこかに連れていかれても(笑)とにかく、
どんなにライフステージが変わっても、仕事ができることを意識していました。
その答えの一つがつくばの家http://www.mo-house.net/aoyama/open_house01.htm
ですし、在宅でもできる仕事ということもあって、編集の仕事を選びました。

特に、起業家になろう!!と思っていたワケではなく、流れで・・という感じです。
(“流れ”に関して、詳しくはhttp://www.mo-house.net/mitsuhata/index.php?ID=1

現在は、皆さんに書いていただく肩書きは、“アパレルメーカー社長”とかですね。
たしかに、その通りなのですが、やっていることは編集者だと思っています。
雑誌から情報を発「振」するのと同じように、今は、授乳服通して発振しています。
実際に使って下さったお母さまから、
「すごく楽なので、どんどん出かけたくなりました。」とか、「これがあれば、何人でも産みたいです」とか
言っていただけると、発振したことで、その方の生活に変化が生まれたんだなと思って嬉しくなります。
結局、モノは媒介でしかないんです。
いまは、「モーハウス」というのが発振しやすいカタチだと思っています。

--「子連れ出勤」が色々なメディアで注目されていますね。
子供がいるってデメリットじゃない!
これからますますオーダーメイドの働き方で、小さくやっていく人は増えると思います。
実は、辞めようかなと思うこともありました。
ただ、“子連れで青山で働くなんてことができるんだったら、これくらいならできるかな?”と、
可能性の一つとして捉えてもらえれば、実際に子連れ出勤をするところまで行かなくても、
色々な働き方に挑戦するきっかけにはなるかなと。。。
そういう意味で、発振し続けることに意味があるなと思うのです。

--ニッポンの文化になるといいですね。
そうですね。選択肢が増えて、自分で決められることが大事だと思います。
CSRという呼び名で、後付けする「社会的責任」みたいなものではなくて、
社会に必要とされ、責任を果たしていく、それが企業として元々あるべき姿だろうなぁとおもいます。

決断できないけど選ぶ!?

--どんな風に育てられたと思われますか?
うーん。。両親は自営で、家にはいないことが多かったので、おじいちゃんおばあちゃんっ子でした。
それなりに甘やかされていたと思います。

基本的に好きにさせてもらっていました。「○○しなさい!」と言われた覚えもないです。
ただ、今考えてみると、父には上手に誘導された感はありますね。大学進学もそんな感じでした。
昔のにぎやかな商店街の、駅を挟んであっちとこっちに自宅とお店がありました。
自宅の前は病院で、静かなところでした。で、お店のある商店街はとってもにぎやか。
学校が終わって、どっちに帰るかは好きに決められました。
なので、家に帰っても、お母さんが居なくてさみしいと思ったこともないです。

“今日は家に帰って静かなところで本読もう。”という氣分の日もあって、そういう時は、部屋にこもっていました。
本が好きで、毎週10冊借りて読んでました。
10冊が借りられるMAXだったんです。

--スゴイ!!毎週10冊!!編集のお仕事は、ピッタリだったわけですね。
そうですね。でも、編集の仕事は実はそんなに長くやっていなくて、10年もやってないです。
ただ、今のしごとも、編集と同じ要素がたくさんあります。一人じゃできない(笑)。
昔から、何にも出来なくて、劣等感が強かったんです。

友人にも、“頼りないから手伝いたくなる”と言われて、今も色んな方に助けてもらっています。
それぞれ持ち場があって、みんなで創っていく。
そういうことが好きなのだと思います。

--大きな決断を迫られた時は、最終的に何を基準にしていますか?
大きな決断かぁ。。実はあんまりしてないんですよ。
今の仕事も、ちょっとづつ、ひとつづつ確認して進めてきたので。
決断力ないんですよ。
大変なシチュエーションとか、ダメですね。
でも、判断基準は、ワクワクするかどうか・・・
そして、大きな決断をしなきゃいけない時は、周りの状況も含め、
運というか偶然を大事にして、流れに任せてますね。

--決めるのは苦手だけど、選択肢は多い方がいい?
そうなんです。色んな選択肢の中から、自分で選べるということが大事だと思うんです。
結果として、選ぶものは同じでも、説明を聞いて納得して選ぶのと、
これしかありませんって渡されるのでは、全然違うと思うので。

あと、昨年本を書くのに色んな方にインタビューして、教えていただいた中で、
“お!”っと思ったのは、「育児を仕事(義務)とみる文化と遊びとみる文化がある」ということ。
もともとは、わりとマイナス思考なのにイケイケどんどん!な時代に社会に出る!
というLUCKYにも恵まれ、「楽しい方がいいよね♪」と思えたんです。

--お仕事をしていく上で、一番大事にしているものワクワク感ですか?
うーん。。ワクワク感を持ち続ける、モチベーションかな。
“何かしら社会や人に、影響を与えている”というのは、モチベーションになります。
ありがたいことに、それがお客様から直接教えていただけるので、いい加減なものは創れないですし、
もっと楽しくするにはどうしたらいいんだろう?と思っています。

あと、大事だと思うのはバランス感覚。選べるというところともつながっているのですが、
何かに偏り過ぎるのは、問題だろうと思います。
全体を見て、こっちに振れ過ぎてるなぁと思ったら、敢えて、反対側に振れてみるとか、
そういう意味でバランスがとれるということって、とても大事だと思います。

--ワクワク感が大事とか、自分で決めるとかは、お子様たちにも伝わっていますか?
そうですね。自分で選ばせるようにしています。
そして、せっかく生まれてきたのだから、たのしかった〜って思って死んでいってほしいと思います。
そういう社会にしたいですね。

プロフィール

光畑由佳(みつはたゆか)
1964年生まれ
モーハウス代表。
倉敷市出身。
お茶の水女子大学被服学科卒業後、美術企画、編集者を経て、出産を機に、
産後の新しいライフスタイルの提案のため、授乳服の製作を開始。
お産・子育てに関するイベントや、本部・青山ショップなどでの「子連れ出勤」を実践している。

2009年女性のチャレンジ賞(内閣府)、
第八回女性起業家大賞優秀賞(日本商工会議所)受賞。

著書に『働くママが日本を救う!〜子連れ出勤という就業スタイル』(毎日コミュニケーションズ)。

つくば市在住、3児の母。

好きなことば:転んでもただでは起きない。

企業インフォメーション

詳しいご案内はこちらをご覧ください。

◆モーハウス http://www.mo-house.net/

◆マザーライフアソシエーション(通称らくふぁむ) http://rakufam.com

◆本と子連れ出勤のご紹介 http://rakufam.com/book.html

◆在宅ワーカーにも!モーブラしゃんとのご紹介
http://shop2.genesis-ec.com/search/item.asp?shopcd=17230&item=3105014

取材後記

なんて自然なんだろう♪光畑さんに最初にお目にかかった時の印象です。
流れに乗って・・決められないの・・とおっしゃりつつ、
「ずっと働ける環境」をベースに、もしくは、「楽しいこと・ワクワクすること」を判断軸に、
意図的にではなくても、しっかりとモノを考えられる、“人”という生き物の柔らかさと賢さを感じました。

賢いことと正しいことは別。賢さは正しさのように硬直していないのです。
光畑さんの好きなことば(こういう質問は苦手だそう・・・ごめんなさい)は、
『転んでもただでは起きない』ハングリーな感じではなく、
転んだら、それもイベントにしちゃう!
転んだら、そこに咲いてるお花を見つけて喜んじゃう♪
んだろうなぁと感じます。

タンポポのわたげみたいだなぁ。と思います。
ふわっと舞い降りたところで、その土地に根付き、花を咲かせる。
人間がアスファルトを上にのせても、太陽に向かいたいだけだから、重いと思わない。
こんな女性になりたいですっ☆

文責:JITA理事 岩田真理子
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